ヒト中心の新しい価値の時代へ

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先日、東京ビッグサイトのギフトショーへ行って来ました。

会場は盛況でした。

「販促」がコンサルの業務をリードしていた10年前にはギフトショーは毎年必ず行っていました。

しかし、関わっているビジネスが「販促」では業績が上がらなくなってきたライフサイクルに差し掛かるとギフトショーへは隔年ごと、または三年に一度行けばいいなと言う存在になりました。

今回三年ぶりのギフトショーでしたが、三年ぶりに行くと「時流」の変化を感じさせてくれて、とても勉強になりました。

<ギフトショーの所見>
1.さらにウーマンライフマーケットが加速
取り扱いアイテムの90%以上が女性をターゲットにした商材。特に「ライフスタイル」を豊かにする商品が増えています。ライフスタイルを豊かにする…とは男から見ると生活に何の必要もない「ガラクタ」(笑)。従来からあるモノが「素敵」や「カワイイ」をコンセプトに開発されているのが分かります。女性にとって「素敵」や「カワイイ」は生きていくのにとても必要なのですね。

2.生活雑貨市場
ギフトショーは以前にもまして「生活雑貨」のコーナーが拡張されていました。生活雑貨は成熟市場かと思っていましたがまだまだ元気なようです。出展者にインタビューさせていただいたところ、インターネット通販の台頭。そして個人の仕入れ代行業者の台頭などで、消費者への直販流通が加速しメーカーや雑貨販売事業者の粗利は改善基調。その点が元気な要因なようです。

3.「モノ」のカテゴリーから「人」のカテゴリーへスイッチが課題
この日報でも良く書きますが、価値観が「モノ」から「コト」へ。そして今は「コト」から「ヒト」へ変わっています。
会場の展示のカテゴライズは「モノ」(アイテム別陳列)のまま。一部は「コト」(テーマ別陳列)に変化していましたが、展示の仕方がどうにも「昭和」です(笑)。とても見にくいですしワクワクしませんね。

①昭和型→「モノ」アイテム別カテゴライズ
②平成型→「コト」テーマ別カテゴライズ
③次期年号型→「ヒト」ターゲット別カテゴライズ

コンサルとしては主催者に教えてあげたいものです。