美容師を雇用しない美容室事業 シェアリングサロン

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以前、これからのビジネスモデルは3つのポイントを持つと言いました。

 

1.在庫を持たない 

2.家賃を払わない 

3.人件費を払わない

 

この条件に該当するビジネスモデルを研究しています。

それがシェアリングサロンです。

 

~シェアリングサロン~
このシェアサロンは企業が美容室を作り、その美容室をフリーランスの美容師に貸すと言うシンプルなビジネスモデルです。
このビジネスモデルはアメリカのSola Salon Studiosと言う企業が最初に始め、全米拡大に成功しました。
https://forbesjapan.com/articles/detail/6502
このシェアリングサロンのおかげでアメリアメリカの美容師は資金を持たずに、簡単に美容事業を始める事が出来るようになりました。
この事業を経営する側にとっては設備投資は必要とはなりますが、材料の在庫も持たず、人も雇用せず、家賃をもらうと言う僕のこれからのビジネスモデルの定義に限りなく近いビジネスモデルになります。

 

美容室事業を研究していますが、最近になって痛感するのが収益性の極端な低下です。

そして収益性の低下のしわ寄せは美容師の所得を圧迫している構造になっています。

ですから、ある程度の年齢になると独立を考えて委託契約(セット面貸し)と言う歩合制で仕事をしたり、一握りの勇気のある美容師が独立開業したりするようになりました。

美容業は終身雇用とは程遠い業界なのです。
そんな業界ですから今後ますますフリーランスが増える事が予想されています。

ですから、その独立の受け皿として今後日本でもシェアリングサロンが必要になってと考えられます。

 

シェアサロンは特殊な資格やノウハウは無いので参入するプレイヤーは美容室だけではなく、多岐に渡る事が予想されます。

特に得意な刻客層と親和性の高い呉服事業者、宝飾事業者、貸衣装事業者、エステサロン事業者などが美容事業に新規参入する事でしょう。

CRMが叫ばれている時代ですから、お客様をつなぎとめて行くための関連サービスとしても美容事業は必須なサービスメニューと見ていかなければならないのです。

 

まだ、日本では始まっていないともいえるビジネスモデル。

船井総研ではこのシェアリングサロンの勉強会を始めています。船井総研と一緒に日本初のビジネスモデルを立ち上げてみてはいかがでしょうか。