少しズルい3つの成功習慣

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
今日は「少しズルい3つの成功のルール」について書きます。
 
企業は社長が自ら率先垂範で一生懸命やっているのにも関わらず業績が悪かったりします。
逆に社長は優雅にゴルフなんかに行っていても業績が良かったりする事もあります。
プロのコンサルタントの私の眼には、現代のビジネスはがむしゃらに頑張る事と業績はあまり関係は無いように見えます。
 
優雅に釣りやゴルフに行きながらも業績が良い企業の経営者を観察すると、その経営者は「少しズルい3つの成功の習慣」を身につけているからかと思われます。
その3つのズルい習慣をお教えします。
 
1.情報は買う
第一にビジネスの勝敗は情報力の差で決まります。
時代はすごいスピードで進みます。
その変化の情報を先取り出来た事業者が勝ちをつかむことはビジネスの基本中の基本になっています。
成功する経営者はお金を払ってでも欲しい確かな情報やノウハウの仕入れに時間を費やします。
それに対して失敗する経営者は良い話がやってくることをただ待っていたり、取引先などのうまい話しに安易に乗っかたりします。
「情報やノウハウはお金で買う」
成功する経営者はそんなズルい成功の習慣を持っているだけなのです。
 
2.本やコラムを読む
第二にビジネスの勝敗は理解力の差で決まります。
時代がものすごいスピードで変化していますから、その変化について行ける理解力がビジネスの勝敗を決める第二のルールかと思います。
理解力は持って生まれたものだからいまさら磨くのは無理とあきらめるのは少し早いかと思います。
どんな人でも何の勉強もしていないのに物事を理解できる人はいません。
ですからおススメしたいのが、本やコラムを読むことです。
普段からたくさん本やコラムなどのテキスト情報を読み、予備知識を蓄えておくことです。
そうする事で、目の前にやって来た新しい情報やノウハウも理解できるようになるのです。
もちろん、本は情報の宝庫ですから理解力アップと共に情報も手に入るなんて、本を読むことは一石二鳥なことなのです。
さらに本やコラムなどのテキスト情報は幹部や従業員に共有しやすいので、経営者と従業員が足並みを揃える啓蒙材料としても強い武器になります。
長年コンサルタントをやっていて多くの経営者を観てきましたが、本を読む習慣がある経営者は成功する確率が高く、本を読まない経営者はあまり経営がうまくいっていない傾向が統計的にもあります。
「本を読んで理解力を得る」
これが二つ目の成功する経営者のズルい習慣です。
 
3.やると決める
第三にビジネスの勝敗は実行力の差で決まります。
成功する経営者は
①有用な情報やノウハウを買ってでも手にする
②その情報やノウハウをいち早く理解する
そんなルールがあると今まで書いてきました。
ところが、そこまで出来ていても失敗する経営者が多いのが現実です。
それは実行力の差かと思います。
人はときとして不思議と「良いことは頭では理解しているが、やらない」と言う選択をします。
「タバコは体に悪いことは頭では理解してるがやめられない」
「本を読むことはいい事だと頭で理解しているがなかなか本を読む時間が取れない」
「デジタル化がビジネスでは急務と頭では理解しているがいつになっても始められない」
頭で理解している事と実行する事はイコールではないのです。
人が行動を起こすには「覚悟」が必要になります。
そして覚悟を決めるためには頭で理解したことを腹に落とすための強い「モチベーション」が必要となります。
成功する経営者は周囲にこのモチベーションを与えてくれる師や仲間などの「モチベーター」を持っています。
成功する経営者は師や仲間が実行するための背中を「モチベーター」が押してくれるのです。
これに対して事業がうまく行かない経営者は背中を押してくれる師や仲間いなかったり、周囲の言う事を全く聴かない経営者が多いようです。
「やると決めるためのモチベーションを師や仲間からもらう」
これが3つ目の成功する経営者の少しズルいルールです。
 
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