なぜ呉服店がまつ毛とまゆ毛のサービスを始めるのか?(1)

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
今、呉服店に新規参入いただいているまつ毛とまゆ毛のビジネスが好調です。
一般的にこのビジネスは「アイサロン」と呼ばれ、まつ毛とまゆ毛に特化した美容業態の事です。
参入いただいた呉服店様では、今年1号店のオープンから8か月目にして早くも2号店の出店を控えています。
この事業のスケールさせられるスピードの速さは私もこのビジネスに大きな可能性を感じています。
このような異業種参入だけでなく、もちろん本業である美容室経営者様も地方に限ってはそろそろ意識された方が良いのではと思います。
 
<市場性>
このビジネスの可能性があるのは人口50万人までの地方都市かと思います。
このビジネスは大商圏では既に競争が激化して収益性も落ちているかと思いますので、地方へ目を向けた展開をおすすめしています。
地方都市ではまだ価格競争や店舗の立地競争もそれほどなく、ストロングプレイヤーもいないので楽に利益を出すことが出来るのでねらい目です。
 
<ターゲット>
美容のターゲットは一般的には20歳代のOLかと思います。
しかし、私がこのビジネスでターゲットにしていただいているのは40歳前後のママさんです。
この世代は子育てで忙しく、メイクをしている時間が惜しいのでこのサービスを受けていると言うニーズがあります。
また、この世代は呉服店の本業にとっても欲しい客層ですので客の親和性から見てもメリットがあります。
 
<出店>
私がプロデュースさせていただく店舗の立地は少しユニークかと思います。
それは住宅街の真ん中だからです。
本来ならビジネスの優位性を考えると商業施設に入ったり、市街地エリアへの出店を考えるのでしょうが、地方都市では市街地から離れたママさんがたくさん住んでいるマンションの多い住宅街に出店する方がメリットが大きいのです。
当然、家賃も抑えられますからシビアなマネジメントがいらなくなるので店長不在でも営業できるのも魅力です。
 
次回に続く
 
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