美容室もマーケティングが必要な時代が来た

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
美容室経営者とお話をすると、最近よく話題に上がるようになったのが「マーケティングを学んでいる」と言うお話しです。
以前は美容室経営者から「マーケティング」と言う言葉が出てくることはほとんどありませんでした。
美容業界にも、船井総研の専門分野である「マーケティング」がようやく必要になってきたと言う事かと思います。
 
＜マーケティングとは？＞
マーケティングとは会社の営業戦略や営業戦術の事です。
どのような商品やサービスをどのようなターゲットに売るのか？
そしてどのような社員を採用し、教育し、どのような店舗で売って行くのか？
マーケティングは営業がうまく行くようにこれらの要素を決めていくことです。
 
＜美容室は「差別化」の時代に突入！＞
今までの美容室経営はマーケティングと言う言葉を知らなくても、そこそこうまくやれた「良い時代」だったと言えます。
美容師もお客様も右肩上がりに増え続けてきた売り手市場の時代でしたから、美容師は簡単に採用出来ましたしお客様も店頭やポータルサイトから十分にやってきてくれました。
しかしコロナを機にその状況は売り手市場から買い手市場へ大きく変化しています。
美容師は働き方の自由度の高いサロンを選んで転職するようになりました。
そしてお客様の要望が多様化し、より自分に合ったサロンを慎重に選ぶようになりました。
今までは採用では美容室側が美容師を選べましたし、ある意味お客様も選べたのだと思います。
しかしこれからは美容師側にサロンが選ばれ、お客様側にサロンが選ばれると言う事を意識しないといけない時代が来ているのかと思います。
そのためにもこれからの美容室は他店との明確な違いを持たないといけないのです。
私たち船井総研はそれを「差別化」と言い、事業の業績アップの上でとても大切にしています。
 
＜まずは競合店を知ることから＞
これからの美容室で一番大切なマーケティング要素は「差別化」といえるかと思います。
美容師の採用でも、お客様の集客においても競合店との明確な違いを打ち出し、「差別化」する事が大切なのです。
それは同時に目だった「個性」を見つけると理解していただいても良いのかと思います。
ただ、現実的には自分自身では自分の個性はわからないものです。
まずは、地域の競合店をよく観察して、比較検討して自社の独自の個性を見つける事が出来るかと思います。
この部分は一番船井総研が得意としてきた調査業務かと思いますのでぜひご相談いただけたらと思います。
 
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