助成金を使う事は恥ずかしい事ではない ~雇用調整助成金~

4月に入って制度が大きく変わっている事に気が付きます。


小規模の一部を除く店舗以外は全面禁煙が義務付けられました。

有期雇用労働法でパートと正社員の給与や賞与の格差が禁止されます。

生活面ではレジ袋が有料化されたり、自賠責保険が値上げされたりと、コロナの話題がものすごいのでそれに隠れてしまっていますが、4月からは静かに変わっています。

 

そこで経営者として見ておかなければいけないのが、4月から始まっているコロナ対策の国からの助成金です。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://covid19.moneyforward.com/

溢れんばかりのコロナ対策支援のための助成金が始まっています。

 

その中でも企業が使った方がいいなと思うのが、「雇用調整助成金」かと思います。
雇用調整助成金
https://www.manegy.com/news/detail/2377
恐らく4月もコロナウイルスが終息するとは思えません。
飲食店や美容室などの人が集まる店舗にはお客様が戻って来るとは思えません。
それならばいっそ2週間ほど店を閉めた方が、経営的には会うと言う事業者も多いはずです。
この制度は、割り切って従業員を休ませ助成金で給与を補償してあげられるのです。

 

また、もしもお店を休むなら、いっそ休んでいる間に次に進むための思案や販促の準備も出来ますね。
そのために使えるのが「小規模事業者持続化補助金」です。
ホームページ制作などに利用できる助成金です。
「小規模事業者持続化補助金
https://hojyokin-portal.jp/columns/jizokukahojyokin_2020
こちらは締め切られたのですが、コロナ対策の為に再度申し込みが始まっています。

 

また、いっそ社員の仕事を在宅テレワークに切り替えよう!
そんな時には、それを準備するための 「時間外労働等改善助成金」が出ます。
「時間外労働改善助成金
https://www.mhlw.go.jp/content/11911500/000602479.pdf

 

さらに、いっそ客を待つのではなく展示会をして客を取りに行くぞ!
そんな前向きな経営者には、それを準備するための「緊急販路開拓助成事業」が出ます。
「緊急販路開拓助成金
https://www.s-housing.jp/archives/194639

 

他にもたくさんのコロナ対策のための助成金が始まっています。

 

安倍総理が「マスク2枚」で茶化されているようですが、水面下ではコロナ対策のための支援が進んでいます。
経営者としてこれらはきちんと知っておかないといけないと思います。

 

 

<経営者として打つべき5つの手>

1.販促計画のリスケ
集客は落ちます。販促計画の後ろ倒しをしましょう。
当面は一般客ではなく、お得意様にターゲットを絞った営業を心掛けましょう。

2.無担保無利子の借り入れ
無担保無利子の融資が始まっています。これを利用しない手はないです。キャッシュフロー確保の為にも借りれるだけ借りたいものです。

3.支払い計画のリスケ
今なら借り入れのリスケは容易に行えます。また、無利子無担保の借り入れが出来たら借り換えしましょう。また、商品代金の支払いなども仕入れ先様ときちんとお話ししてリスケさせていただきましょう。

4.家賃交渉
家賃交渉してみましょう。売り上げダウンの営業状況を家主様と共有してきちんと説明すれば家賃は下がります。

5.助成金の申請
コロナ対策のため、国が税金を投入してくれています。恥ずかしがらずに利用できるものは利用しましょう。

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