写真と旅館の関係

いつも読んでいただいてありがとうございます。
今、フォトウエディングが熱いですね。
そしてこのビジネスのマーケットが大きく地殻変動を起こす予兆を感じます。
 
明日3月2日(火)に放送されるガイアの夜明けでも、旅館を買収した写真館の話しが取り上げられるようです。ピンチをチャンスにする良いトピックスですね。
 
 
恐らくこちらの記事の話題かと思います。
<旅館を買収した写真館のニュース> 
 
写真館が旅館業に参入。
または旅館業が写真事業に参入。
これはありではないでしょうか。
 
ところで現在私もフォトウエディング事業のコンサルティングがど真ん中の業務となっています。
もともとはきもの専門店や貸衣装店などの異業種からのフォトスタジオ事業参入を長年お手伝いして来ました。
そういう因果なのか、今回も全くの異業種からのフォトウエディング事業参入のお手伝いをさせていただいています。
特にコロナ禍でもあり、事業再構築補助金などの国の補助金も支給されるので、コロナ対応の異業種参入などの事業再構築の相談が増えそうです。
 
お手伝いさせていただいているユニークなケースをひとつ上げたいと思います。
美容事業者から依頼を受けて、3年前からフォトウエディングビジネスを立ち上げた事例があります。
立ち上げから3年目に突入。
現在、本業はコロナの影響を受けて大きく業績をダウンさせている中、新たに立ち上げたフォトウエディング事業の業績はまずまずのようです。
 
しかし今思うとその企業の経営者はとても優秀だったと思います。
最初に相談があった3年前は当然コロナ騒動の前です。
その段階で今の未来をその経営者は予測していたのでしょうか。
美容事業と言う一本柱はリスクが高いので、もしも何かあった時のためにもう一つ事業の柱を持ちたいと言う依頼内容でした。
今となってはその予感はズバリ的中。
二本目の事業の柱を準備していて大正解だったのです。
 
当初、周囲の方は美容室が写真館を立ち上げるのはハードルが高いのでは?と言う反対の声が多かったようです。
もっともだと思います。
確かに対象が子供の子供写真館と比較すると、対象が大人のフォトウエディングのカメラマン育成には時間がかかります。
それが異業種が写真館に参入するにあったって最初にぶち当たる壁かと思います。
しかし、それは私たちがご提案したフリーのカメラマンを募集し撮影業務をアウトソーシングする仕組みで難なくクリアしました。
「そんなに都合よくカメラマンはゴロゴロいるの?」と思われる方も多いと思います。
特に今はコロナで打撃を受けた観光や婚礼の業界で撮影業務にあぶれた腕のいいカメラマンが仕事を探しているので応募がひっきりなしに来ます。
ピンチの時代にはチャンスが転がっていると言う例なのではないでしょうか。

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