女性の記憶は「上書き保存」

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
私は女性をお客様に持つビジネスのコンサルを長年続けています。
その現場で最近感じるのは「リマインド」の重要性です。
ちなみに「リマインド」とは「再確認」という意味です。
私のコンサル業種である美容やファッションや写真は、お客様とイベントやお出かけや撮影などで「お約束」をするタッチポイントの機会が多いビジネスかと思います。
その際に意識していただきたいのが「リマインド」なのです。
 
<キャンセル率が急上昇>
最近現場で気になるのが、これらのお約束のキャンセル率が上がっている事です。
このキャンセルの原因を調べてみると、決してお店が提供するサービスや商品が嫌になったわけではありません。
ただ単にお客様がお約束を忘れていただけのケースが圧倒的に多いのです。
 
女性の記憶は「上書き保存」と言われています。
お客様とお約束した内容も、他の約束が入ってくると「上書き保存」されてしまい、私たちとのお約束は消えてなくなるのが女性と言うものです。
男性の記憶とは大きく違うことを知っておいた方がいいでしょう。
女性客を対象にビジネスをする場合、お約束を忘れるお客様が悪いのではなく、お約束したことをお客様に「リマインド」をしないお店側が悪いと考えるべきでなのです。
そこで女性をお客様に持つビジネスにとって大切な3つのリマインドをまとめておきます。
 
<女性をお客様に持つビジネスの大切な3つのリマインド>
①お客様と初めての出会いのリマインド
新規客に対してお礼状やメールなどで出会いのリマインドを行いましょう。日々の沢山の出会いの中で上書き保存されないよう、リマインドを通じてお客様の記憶に残してもらうのです。
②大切なご案内送付のリマインド
お客様に対してイベントや新商品などのご案内をお送りする際に、お送りしたこと、そして到着したかどうかのリマインドを行いましょう。お客様は沢山の案内をもらい日々上書き保存されますから、リマインドを通じてお客様の記憶に残してもらうのです。
③お約束のリマインド
お客様と来店のお約束した時には即日のお約束をしたことのリマインドを送りましょう。そして日々いろいろな方とのお約束で上書き保存をされてしまうお客様に、来店の1週間前や前日などにリマインドを入れると万全です。
 
しかし現実問題、これらのリマインドを人手により完璧に行う事は容易ではないでしょう。
ですから船井総研では「デジタル営業」を推進しています。
お客様とのコンタクトは電話ではなくLINEを使う事や、AIを使って自動的にお客様にリマインドが行くシステムを利用したりなどの効率化が進んでいます。
「IT導入補助金」が使える今、デジタル営業に着手してみてはいかがかと思います。
 
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