いつも読んでいただきありがとうございます。
今年に入ってからの各方面から報告いただく数字の特徴は、良いとこ ろと悪いところが二極化していることかと思います。
良いところはコロナ明けの消費ムードの良さに乗って受注も単価も良いのが数字 でも見えます。
悪いところはこの消費ムードに乗り切れていないのが数字でも見えます。
その明暗を分けている要因を整理しました。
<コロナ明けの業績の明暗を分ける要因>
1.自粛シンドローム
コロナ禍により営業の全てを自粛せざるを得なかった企業は多いで しょう。
しかし「じっとしていよう」と判断をされた企業の業績が悪い傾向が数字に出ています 。
それに対して今業績の良い企業は、 コロナ禍の環境に適合させた営業方法に切り替えて出来る限りの自力の営業を続 けた企業のようです。
会社のエンジンは一度切ってしまうとなかなかかからないようです。
2.コロナ退職
企業の自粛シンドロームの症状で表面化するのが従業員の退職です 。
特にコロナ禍により業務が停止状態が長く続いた企業の従業員は大 きくモチベーションが下がったことによる退職者が多いように見ら れます。
それはもちろん業績ダウンに直結します。
それに対して、 何とか工夫しながらでもいつものように出勤できる営業方法を維持した 企業の方が退職者が少ないというのが傾向です。
辞めてしまったものは仕方がありません。
気を取り直して前向きに人材の採用と育成への投資を加速させまし ょう。
→消費ムードは良いのに波に乗れない企業(2)につづく
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