会社をこうしたい

~会社をこうしたい~

 

7月も締まりますね。
6月と7月のコンサルティング先様の報告を聞いていると、多くはとても良い結果を出していらっしゃいます。

中にはコロナ禍の方が昨年より業績を2桁上げているところまで!
僕の関わる経営者は本当にすごい人ばかりだなとつくづく思います。

 

当然、課題も山積みなのですが、それほど緊急性のあるものではないので現場では安ど感すら感じられるのが、コンサルタントの役割としても一安心の結果です。

 

しかし業界全体としては厳しいと言う報告もたくさん受けており、事業者ごとに結果に明暗が分かれているのではないかと思います。
その明暗を分けているのには、経営者の「こうしたい」と言う攻めの姿勢があるかないかではないかと思います。

 

「こうしたい」を明確に持っている経営者は見事に業績を上げていますし、逆に「こうしたい」を持っていない経営者が苦戦しているのは明白な事実です。

 

例えばセミナーが終わった後に行う経営相談などで多くの経営者とお話しをさせていただく機会がありますが、そこから受ける印象は特にそれを感じさせます。
セミナーを聞いて「今日聞いた話をもとに、自社ではこうしたいと考えているのですが」と前向きに切り出される方は、間違いなくコロナ禍でも業績を上げられ可能性の高い経営者です。

 

それに対して「参考になりました」「自分なりにやってみます」と言う消極的な言葉をいただく事も多く、失礼ながらこの経営者は業績を落としてしまうんだろうなと感じてしまいます。
こんな非常時の状況なのに、自分が行動せずにラッキーに転がり込んでくるチャンスを待っているのかなと、少し残念な気持ちにもなります。
確かに、この嵐のような非常な状況を静かにやり過ごして「チャンスを待つ」と言う事も時に大事な戦略である事は間違いありません。
ですがそれはこの5月までのことです。
決して今このタイミングではないのです。

 

もしこれから僕がみなさんとお話しする機会があったら必ずみなさんに聞く事でしょう。

「これからどうしたいですか?」と。

ぜひ、明確に答えられるようにしていただけたらと思います。
こんな非常時だからこそ、会社をどうしたいのかを普段から真剣に考え、明確に答える経営者の前向きな姿勢こそが業績アップの秘訣なんだなとつくづく思います。

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