外国人に「体験価値」を売るビジネスが京都にオープン!

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
今年に入って「体験価値」をテーマにコラムを書いています。
 
この3月に、以前アドバイスさせていただいた企業様が外国人観光客を対象に日本の伝統文化を体験していただくサービスを始めました。
とても素晴らしお店になりましたのでご紹介します。
 
<錦 折鶴屋>
こちらのお店は外国人観光客をメインターゲットに
①きもの体験
②茶道体験
③書道体験
この3つの体験ができるサービスをメインに行っています。
さらにオプションで記念写真サービスやオリジナルTシャツサービスなども行っています。
シンプルで外国人ウケするサービスだと思います。
 
提供価格は①②③の体験を合わせて12,000円(税別)となります。
サービス時間は120分となります。
円安の今、120分で12,000円(税別)の体験サービスは外国人の財布に取っては割安に感じると思われます。
逆に日本人にとっては割高と感じる事でしょうから、あくまで外国人観光客メインの事業となることでしょう。
 
お店の店長様からお話を聞かせていただきましたが、こちらの事業者様は飲食事業者からの観光事業への新規参入とのこと。
オープンしてお客様の出足は順調とのことで、店頭からのふらっと来店より、やはりウエブ経由の予約が多いそうです。
今後は旅行サイトやSNSなども活用して外国人観光客の目にとまるマーケティングを行ってゆくそうです。
外国人観光客の集客こそウエブという時代ですね。
 
今後このような日本の伝統文化体験を提供するサービス市場は成長します。
また、京都がオーバーツーリズムと言う事もあり、観光客の足は地方に向きますから、このようなサービスは京都だけでなく、全国各地に広がることが予想されます。
 
きもの事業者、貸衣装事業者、写真事業者、美容事業者などがこのビジネスには親和性があるので注目して欲しいところです。
ぜひ船井総研と一緒にこのビジネスを推進して行けたらと思います。