脱!子供写真依存の風

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
先日横浜で開催されたSNG様(写真館のボランタリーチェーン主催の例会の講演に招かれました。
そしてその待ち時間を使って同じ会場で開催されているフォトネクスト」と言う写真の展示会を観てまいりました。

 
今回のコラムはこの展示館をご覧になれなかった方のために、展示会から見えた写真業界の風の3つのポイントを書きたいと思います。
 
1.脱子供写真
この展示会はコロナ前には毎年見に訪れる展示会です。
今回の展示会は以前に比べて子供写真の衣装やアルバムのブースが少なくなっているようです。
船井総研の調べでも子供写真の市場はますます落ちると見ていますが、衣装やアルバムを供給する業者も子供には消極的になっているのが手に取るようにわかります。
それに対して振袖の衣装やアルバムなどのブースが目立ちます。
私たちの提案するビジネスモデルである「写真だけの成人式」も好調で、成人記念写真の市場が伸びているのが分かります。
次の写真市場は振袖に期待がかかっているように見えました。
 
2.フリーカメラマンの台頭
各展示ブースからの提案がフリーのカメラマンにターゲティングされている内容が増えました。
現に私のコンサルティングカメラマンを雇用せずに写真館をすると言うビジネスモデルが好調なので、これは時流なのでしょう。
特に子供写真の市場はフリーのカメラマンのシェアが勢いを持っているのがこの展示会から見えます。
 
3.デジタル化
まだ、それほどブースは多くは無かったですが、新しいブースとしてデジタルソリューションのブースが出始めていました。
今後伸びて行くのでしょう。
もともと写真はデジタルとの相性がとてもいいビジネスです。
撮影した写真をアルバムにするプロセスは10年以上前にアナログからデジタルに変わる事が出来た変遷もありました。
そして次は撮影の現場のデジタル化が進みます。
例えば近い将来ロボットが撮影するデジタル化が進むことでしょう
それを怖いと見るか?ワクワクする未来と見るか?
経営者としての器が問われる時代の分岐点に差し掛かるようです。
 
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