「それは無理!」の先にこそある成功

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
今年はライブのセミナーをするようになりましたので多くの経営者と対面でお話をさせてだく事が増えました。
以前からなのですが、私のセミナーを聴いた経営者の多くは決まってこんな反応をします。
 
「田﨑さん、それは無理でしょう!?」
 
私の話しは戦略的で未来予測の話しが多いですから、確かに一般的には非常識で、無理なコトのように聞こえる話題が多いのでしょう。
しかし「それは無理!」と言う多くの意見があればあるほど、私はそこに成功のための新しい市場がある事を経験しているので、逆にワクワクするのです。
 
<呉服業界の無理の先にあった成功>
25年ほど前でしょうか。
私のセミナーで、よく「振袖は売れなくなる!」と言う時流の話をしたものです。
「振袖はレンタルにシフトする」と言う事を予測したセミナーでした。
当時のセミナーに参加した経営者からは
呉服店が貸衣装屋をやるなんて無理でしょう!」
振袖が売れなくなっては困る人達からは、そう非難されたものです。
当時の呉服業界での私は「なんか無理なことをいう若造」
そんな風に見られていたようです(今は笑いばなしです)
その後多くの経営者が「振袖のレンタルシフト」の時流に逆らって、がんこに振袖販売を強化したものです。
しかしこの時流に逆らった事業者が現在不振のお店です。
そしてご存じの通り、この時流に逆らわずにレンタルシフトした事業者が今の地域一番店なのですよね。
 
そしてもうひとつ。
呉服の世界ではご存じの方も多いでしょうが、20年前の私のセミナーでは呉服店は写真館をやった方がいい」そんな話をしたものです。
呉服店が写真館をやるなんて無理だ!」
そんな反感を受けたものです。
子供写真館のブーム以前の話しですし、もちろん当時の呉服店はまだ誰も写真館をやっていませんでしたから無理もない事です。
しかしその結果が現在どうなっているかも言わずもがなですよね。
 
未来の事は誰もわからないので仕方ないことなのかと思います。
しかし現状の「不振」を良くするためには「無理」を克服しなければならないのです。
「時流を勉強し、素直に未来の変化を受け止める」
その大切さを舩井幸雄も昔から提唱していました。
 
現在は美容業界や写真業界でも講演をさせていただく機会が増えました。
新ジャンルの美容事業の話し。
そして新ジャンルのフォトスタジオの話し。
恐らく多くの経営者が私の話しを聴いて「それは無理なんじゃない?!」と感じるかもしれません。
しかし頭の中に「無理!」が芽生えたら要注意!
守りに入っているか、脳年齢が実際より進んでいるか?
しかし「それは無理!」の先にこそ大きな成功があると考えていただけたら良いかと思います。
「無理!」が頭によぎったら逆にそれこそがチャンス!と思ってください。
 
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