いつも読んでいただいてありがとうございます。
3月と4月初旬までのコンサルティングの中で感じる事は「コロナ特需」ですかね。
株価も日経最高値を更新し富裕層の含み資産が増えています。
しかしコロナで旅行もいけません。
当然、人が集まる商業施設でお買い物もできません。
お金がある人にとってはお金を使う場所がありません。お金を使いたくてうずうずしている事でしょう。
こんな時期は、もしお金を使うチャンスがあればその時には一気にお金を使いたいと思うのが人情でしょう。
それを裏付ける現象が3月と4月のコンサルの中で起きています。
1.催事販売が好調
私は昔から和装や宝飾などのラグジュアリー商品のコンサルをしていますが、店頭販売が70%で滞っている中、催事販売が軒並み100%を超えています。
私のコンサル先様の多くが2018年(コロナ前)と対比しても二ケタアップの業績です。
また、私が今力を入れている美容室でも、ビューティ&ヘルス商材の店頭販売に力を入れているところの数字は例年の倍くらいに伸びています。
中でも定休日のサロンを使って催事を企画して、たった1日で店販売り上げを100万円以上作る事が出来たと言う猛者も出てきました。
とにかく「催事」を通じて買い物する場の提供する事で数字を伸ばしています。
2.高単価品が売れる
催事販売に限って起きている現象で面白いのが「単価」が高い事でしょう。
和装事業者では3月と4月のイベントでは「100万円伝票」が続出しています。
美容室でも一式で10万円単価でお買い物される方も出ています。
単価を見る限りではコロナバブル?でしょうか。
この事実を信じて「攻めた単価の品揃え」をする事をご提案します。
3.お金の使い心地を考える
この現象は「人が必要に迫られてお買い物している」と考えるのには無理があります。
「お金を使いたくて使っている」そんな現象であることを理解した方が良いでしょう。
信じられない人も多いかもしれませんが、これがマーケティングと言うもなのです。
ですから、お客様が楽しく、そして気持ちよくお買い物してもらえる場を作る事に意識を向けましょう。
コロナ特需の今、人はお金の使い心地の良いお店を選んでお買い物するのですから。
コロナで空前の公的資金が投入されて、お金がじゃぶじゃぶの今の日本。
コロナバブルのチャンスをつかんだ方が良いのでは?