マツエクビジネス (3)

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
3回シリーズでマツエクビジネスについて書いています。
今回が最終回です。
 
前回までは
<今マツエクがねらい目>
①行政人口50万人以下の都市がねらい目
②まつ毛と眉毛に特化した専門店業態がねらい目
 
③コロナが今のマツエクブームを作った
④女性は実はずぼらだから
⑤癒しが欲しいから
こんな事を書きました。
 
4.マツエクはビジネスとしてどうなの?
過去二回に渡ってマツエクの第三成長期がやって来ていると言うお話しを書きました
まあぶっちゃけビジネスとしてはこの成長期に乗っからない手は無いかなと思います。
ましてや異業種からの新規参入なら政府から「事業再構築補助金として事業投資の補助が得られる可能性が高いですから今がチャンスですね。
ですから美容室を始め、和装事業者や宝飾事業者や服飾事業者などの異業種からも続々と参入する事が予想されます。やったもの勝ちです。
 
そこで今回はビジネスとしての魅力についてまとめたいと思います
 
①出店はとても簡単
私は着物、宝石、写真館、美容室と、まあいろいろな業種のコンサルをしてきました。
マツエクビジネスはその中でも指折りの投資の少ないビジネスなのが特徴ですね、
何より、僕が関わってきた写真館や美容室のような設備産業とは違い、ベッドまたは椅子があれば始められるビジネスです。
出店する立地は一等地である必要はないですし、1階立地である必要もありませんので家賃は安く抑えられます。
出店には内装費を含めても出店には250万円もあれば出店できてしまいます。
また、私が関わっている小売業のように高額な在庫を抱える必要も無いので多店舗化に向いてるのです。
 
②人材の採用と育成は少しコツが必要
前に書きましたように、マツエクの施術には美容師の国家資格が必要です。
美容師の資格を持つ人は今は取り合いなので採用は容易ではありません。
しかし、いくつかのマツエクサロンを取材させていただいて分かるのが、マツエクサロンに関しては採用と育成は比較的に簡単に出来ています。
その理由は世の中には美容師の資格はあるのですが美容師を目指すことをあきらめた人材が比較的に余っているからのようです。
実は美容師の中には体力的に立ち仕事に自信が無かったり、コミュニケーション下手だったり、手荒れがひどかったりと、美容師に向かないために他の仕事を探している人材が多いのです。
マツエクは黙って座って黙々と施術する仕事ですからこんな悩みを抱えている人には人気の仕事なのです。
また結婚や出産で美容の一線を退いた美容師も採用市場には多く、この辺りが働き方の自由度の高いマツエクの仕事を探しています。
ちなみに技術の習得は驚くほど簡単なのでここでは触れる必要はないかと思います。
 
③集客はお金をかけるのがコツ
前に書きましたが、取材させていただいたマツエクサロンはどこも予約でいっぱいです
全てのお店はクーポンサイト経由で予約はパンパンの状態を実現しています。
行政人口50万人以下の都市ならクーポンサイト内の競争もまだありませんからお客様には事欠かない事がいくつもの取材で良く分かりました。
 
④儲けより経営者のモチベーションが99%
行政人口50万人以下の都市であれば、競争も少なく楽に儲けられます。
粗利は95%ですし、
在庫もほぼありませんし、
家賃も設備投資も安いですし、
集客はクーポンサイトで確実ですし。
この8年ほどは市場は成長し続ける事でしょうし。
 
ただ、注意しなければならない事が一つあります。
それは、こんな簡単なビジネスはすぐに皆がやり始めると言う事です。
とにかくすべてのスピードが速くなるのです。
そして、早い時期にはプレイヤー(ビジネスの勝者)が決まってしまうのです。
のんびりやりたい経営者には向かないと思います。
ですから、経営者には高いモチベーションを持ってもらえる方にしか参入してもらいたくはありません。
確かに今は、楽に勝てるでしょう。
しかし3年以内には楽に勝ててきたエリアでも当然競争が始まります。
その中で勝ち抜くためも最低でも10店舗3億円の事業展開をビジョンに持てる経営者でないとこのマツエクビジネスはお勧めできません。
今の儲けより、高いモチベーションで事業展開をする覚悟が要るビジネスのようです。
 
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