E-LTV経営(1)

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
先週は美容室経営研究会主催の繁盛店視察に行ってきました。
3年ぶりでしょうか。会員企業様とも直にお会いできて、本当に学びの多い一日でした。
 
今回視察をお願いした企業は、愛知県の豊橋を拠点に10億を超えて活躍される株式会社ルプラボウ様でした。
今回の視察では、声が枯れるほどお話しいただきました白井副社長様には本当に感謝です。

今回の繁盛店視察では、私がコロナ以前から
「これからは働き方の多様性や自由度が求められる時代。ですから美容室事業者は働き手の成長に合わせた多様な業種や業態にチャレンジして行かなければいけない」
と言い続けて来ました。
この考え方を難しい言葉ですが私たちは「E-LTV経営」と呼んでいます。
 
「E-LTV」とは、「Emplotee Life Time Value」の事で、その意味は「従業員の生涯価値」と言う事になります。
採用した従業員が生涯に渡ってどれくらい企業に貢献してくれるか?それを突き詰めて行く経営方法をこう言っています。
 
このコロナを経て、私が予測したとおりにこれを行っていない企業の美容室の離職は急激に高まっています。
働き方の多様性や自由度を高める取り組みを急がなければいけないのです。
それが「E-LTV経営」なのです。
そしてこのルプラボウ様は、まさにこの「E-LTV経営」を実践されている企業様でした。
 
ルプラボウ様は「E-LTV経営」の一環として、ヘアサロン事業以外の業種の取り組みとしては、きものレンタルや写真スタジオの事業までをも取り組まれて結果を出されています。
また、本業であるヘアサロン事業の新たな業態の取り組みとしては、4つの業態のヘアサロン事業が展開されています。
これらすべては、従業員の働き方の自由度を高めるために用意したステージと言えます。
今回の視察ではこのヘアサロンの4業態を見て回る企画でした。
次回のコラムでは、少しだけその4業態のお話を書きたいと思います。
 
続く
 
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