ブランディングの新しい考え方(4)

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
船井流のブランディングについてシリーズで書いています。
 
6.美容室のビジネスブランディング事例
この2月に企画している美容室向けのセミナーでも、奇しくもこの「ビジネスブランディングの話題に触れる事になります。
愛知県の豊橋を拠点に年商10億円を超えるビューティビジネスを展開している株式会社ルプラボウ様の「ハイキャリアサロン」と言う「ビジネスブランド」を取り上げたセミナーになっています。
美容事業の場合、「ビジネスブランド」と言うより「サロンブランド」と言った方がよさそうですね。
 
お客様のし好も多様、スタッフの働き方も多様、そんな時代に多くのヘアサロンは一つの「サロンブランド」で戦おうとしているところがまだまだあります。
このコロナ禍で人の考え方は大きく変わり、去って行くお客様、そして去って行くスタッフが増えています。
多様な「し好」や「働き方」に合わせたサロンブランドを作って行かなければいかない時代に突入しています。
ルプラボウ様では、もっとレベルの高いサービスを求めるお客様や、もっとレベルの高い技術を磨きたいスタイリストの働きやすさに「特化」したサロンを「ハイキャリアサロン」と言うサロンブランドで展開を始めています。
この「ハイキャリアサロン」の特徴は、ほぼマネジメントせずに高い収益性が確保されながら、働き手の自由度を高めることができることです。
そして価格競争に流されないサロンブランドを作ったことにより、会社全体のブランド力アップにも貢献しているそうです。
 
7.さいごに
イメージだけをこねくり回す「ブランディングでは業績は上がりません。
事業は何を「特化」させるかを決める事が大切です。
それを「ビジネスブランド」として磨く事が事業成功の秘訣です。
 
船井流ブランディングシリーズ終わり
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