集客は販売に無責任になる方が良い

いつも読んでいただきありがとうございます。


生活必需品ではない着物や宝飾などの商品を扱う事業者は顧客とのタッチポイントを増やす事で業績を上げます。
メンテナンスや目的の商品を求めてお客様が一見来店されても、その方が二度目に来店されるとは限りません。
ですから私のコンサル先は毎月イベントを行い、スタッフによるイベントのご案内で一見客に再来店していただき一歩踏み込んだ関係性を築くCRM(顧客管理)を行っています。
しかし多くのお店が顧客の再来店がうまく行かない事で悩んでいるようです。
 
<集客を伸ばすためには販売に無責任になること>
 少し不謹慎な言葉に聞こえるかもしれませんが、集客数を伸ばすのにはスタッフが「販売」に対してある意味「無責任」になる方が良いです。
集客が苦手なお店で起こっている多くのケースは、集客してもお客様が来ないのではなく、スタッフが意図的に集客をしないようにするマインドブロックが働いているのです。
そのマインドブロックは「販売責任」を重く感じすぎていることが原因です。
 
 スタッフは催事にお客様に来てもらっても、
「うまく接客できるか自信が無い」
「満足いく商品提案やコーディネートができるか自信が無い」
「売れなかったら店長に叱られるしがっかりする」
人はこれらの「失敗」を恐れるものです。
そしてこれに対して人の心は弱いもので、これらの「失敗」をせずに済むには「お客様を集客しなければよい」と考えるものなのです。
経営者や店長からするとこの心理は信じがたいかもしれません。
しかしその「販売に対する失敗責任」を解いてあげると人はいきなり集客を伸ばすのです。
当然これは仮説ではなく、私のコンサル先で実践実証済みなことです。
 
本来は「自信を持って商品やイベントのご案内をする!」と言う事が理想でしょう。
しかし人の心はそんなに都合よく考えを変えられないですし、自信がつく事を待っていては日が暮れてしまいます。
 
集客を伸ばしたいと思われているお店は、今後の大きな方針としてスタッフには販売に「無責任」でいられるよう社内に「販売チーム」を編成する方が良いでしょう。
それは「集客(マーケティング)」と「販売(セールス)」の分業を進めることを意味します。
スタッフが販売に「無責任」になる事でより多くの人にお声がけするマインドを醸成して行く事で多くの着物ファンの創造を進めて行って欲しいです。
 
とは言え、そんな未熟なスタッフもお客様が増えて接客経験を積む時間が増えると共に、販売力を付けて行く事となるようです。
 
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