いつも読んでいただきありがとうございます。
このテーマは前回で最終回だったのですが、とても反応が良くお問い合わせもいただきました。
さらに番外編として3回に渡って書く事にします。
そのお問い合わせは美容室経営者からなのですが、
「うちのスタッフは物販がヘタで何とかならないか?」
「お客様の購買心理がわかっていなのではないか?」
と言うものです。
その可能性はおおいにあるかと思います。
この回ではトリートメントなどの店販商品の販売の際に気を付けた い事を書きたいと思います。
前回までの3回シリーズで書いた「 女性の購買心理には3段階ある」を踏まえると、 女性への販売の切り口は3つある事になります。
①必要性から入る販売
②興味から入る販売
③好きから入る販売
この3つをお客様に対して使い分ける事が販売のうまいヘタを分け るカギかと思います。
「1.必要性から入る販売」
トリートメントの効果効能の良さを説明から入り、 必要性を感じさせようとするのがこの売り方かと思います。
多くの男性はこの売り方に納得できるのですが、 逆に女性は論理的思考が苦手な人が多いです。
説明されれば説明されるほど混乱して購買欲が落ちてしまうケース が多いようです。
女性5人中1人くらいはこのような必要性から入った方が良いお客 様はいますが、 5人中4人はこの販売方法では購入には至らないようです。
また、 必要性から入る販売は得られる回答がYESかNOかの二択なので 、販売にかかる時間が早いのがメリットです。
しかしその反面NOと断られる確率も高く、 販売に対してスタッフが苦手意識を持ってしまうリスクもあります 。
販売にタフなマインドを求められるので、今の時代に合わない販売方法なのかもしれません。
続く
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