「美」のビジネスはエンターテイメントだ!(1)

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
家にいながらモノが手に入るインターネット通販隆盛の時代になって、お店の存在価値を考えるようになりました。
一つの答えとして今私が力を入れているのが「娯楽性(エンターテイメント)の向上」でした。
以前のコラムでも「お買い物は娯楽だ!(エンターテイメント)」と書きました。
必要なモノを手にれるためだけの場所としてはお店での販売はインターネットには勝てません。
お客様に来店いただくためには新たな付加価値が必要なのです。
それが「娯楽性(エンターテイメント)」です。
 
私の関わる呉服店では今までの商品を並べるだけの「展示会」から「観る」ものや「体験」のある「イベント」へ変化させています。
また、なかなか手に入らない「話題」のグルメを食べる事ができたりします。
たったこれだけの付加価値ですが、娯楽性(エンターテイメント)を高めるための重要な仕組みなのです。
たったこれだけの事ですが、これらを導入いただいているお店が繁盛しているところを見るとこれが正解なのでしょう。
 
しかし一番大切にしてる娯楽(エンターテイメント)は、イベントではお客様にたっぷりとお話をしていただくことです。
そしてそれを聴いてあげる事です。
生活に必要がなく、好きだからと言う動機で購入される「着物」と言う商材は「共感」する人がいないと売れません。
そして実はお客様が最も話を聴いてほしく、そして共感して欲しいと考える身近な仲間がお店のスタッフなのです
ですから私の指導しているお店のイベント会場では、スタッフが熱心にお客様の声に耳を傾ける姿をよくみかけます。
そしてお客さまも楽しそうにお話をしている姿を見ます。
お客様が心行くまで着物の話で楽しめるようエンターテインしているのです。
実はこの時間こそがお客様にとって最高の娯楽(エンターテイメント)なのです。
 
そして次回は「美のビジネス」の中のヘアサロンの娯楽(エンターテイメント)について書きたいと思います。
次回(2)につづく→
 
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