ヒトの時代が生む大きな変化

いつも読んでいただいてありがとうございます。
 
持ち帰り弁当最大手の「ほっともっと」の店舗閉鎖のニュースが目にはいりました。
 
 
「ほっともっと」は、もともと持ち帰り弁当チェーンのおパイオニアであり最大手であった「ほっかほっか亭」から10年前に別れ、合併を繰り返し、現在業界最大手に立った企業です。
その企業が現在曲がり角に来ています。
 
 
この持ち帰り弁当のビジネスモデルは40年前に開発されたものです。
40年前の常識では、お弁当は家で作るものと言うのが一般的な人の考え方でした。
そこに登場したのがほっかほっか亭でした。
時代と共に女性も働きに出るなどして忙しくなり、家でお弁当を作る事が難しくなってきた時代です。
 
当初は忙しくて家から弁当を持ってこれなければ「パン」と言う選択肢でしたが、ほっかほっか亭の登場で温かい作り立てのお弁当を買う事が出来るようになったのは当時画期的な事でした。
当然、この画期的な持ち帰り弁当のサービスは瞬く間に急成長して行きました。
しかしこの急成長の足を止めたのが、皆さんものご存じの「コンビニ弁当」や「スーパーの弁当」です。
そのシェア争いは現在でも熾烈な戦いを繰り広げているのです。
 
 
しかし、さらにここに来て企業の曲がり角を生んだ「ヒト」の問題です。
採用が難しくなり、人件費も高騰している現在、40年前に作られたこの素晴らしいビジネスモデルにひずみが生じているのです。
変わらなければいけない時期に来ているようです。
 
 
もし、われわれ船井総研この事業再生のコンサルに入らせていただくならどのような提案をするでしょうか?
経営者の皆様も感性を磨くために、ぜひ皆さんも一度考えて見られてはいかがでしょうか?
 

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