今打っておくべき、新型コロナウイルス対策経営3つの手

 
新型コロナウイルスで経済が少なからずとも停滞する事が予測されます。
一番大切な事は無頓着に見て見ぬふりをすること。
企業経営者はリスクを必要以上に感じ取り、先々の手を万全に打っておく必要があります。
もし事態が結果大したことが無くても、その打った手が無駄になる事はありません。
 
1.売上予算のリスケをし販促計画を見直しする
多少にかかわらず集客ダウンの為に1月~6月までの売り上げは下がるでしょう。ウイルスは暑さには弱いようなので、6月までには収束する事を期待したいですが、今ははっきりはわかりません。7月以降に数字を30%後倒しで作れる販促施策を準備しておいた方が良いです。
特に呉服販売事業に有効なのは集客型ではなく、優良客だけを選抜する少数精鋭のVIP催事やツアー催事や訪販の追加開催です。7月~12月にかけて3本は追加開催したいところです。
 
2.資金の借り入れ
日本政策金融公庫が新型コロナウイルス対策のための公的融資を発表しました。経営者の経営手腕が試されている今、このような一過性のリスクは静かに耐えると言うのも戦略のひとつです。新型コロナウイルスで淘汰される企業も多い事でしょう。そんな中、生き残りの為に潤沢な資金をストックしておくことが大切です。
 
3.支払い計画のリスケ
多くの小売事業者は当月の売り上げで支払いを回しているところが多い事でしょう。ですから1月から6月までは、売り上げが下がる事を見越して支払い計画を先送りにした方が良いでしょう。このご時世ですから支払いのリスケで信用を無くすことはありません。逆に無理な支払い計画は経営者の心を蝕みます。思い切った支払い計画のリスケで今は静かに待つと言う判断も大切かと思います。
 

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