12月の市況

いつも読んでいただいてありがとうございます。


先週は一週間ライブ支援(現地訪問)でした。やはりライブ支援はいいですね。手ごたえが違います。
帰り際には訪問前より現場のモチベーションが上がっているのもわかりますし、間違いなく現場はご提案を実行に移してくれる事の手ごたえをひしひし感じます。


オンライン支援の良さはコンタクト頻度を上げられる事です。しかし、オンラインの弱点は相手のモチベーションにつながりにくい事です。

モチベーションが上がらないと言う事は実行力に乏しい事で、なかなか現場では結果が出ないと言う事になります。

オンラインの良さ、そしてライブの良さの両方をバランスよく生かしてデジタル社会を生き抜かなければならないのでしょうね。

ところで先週訪問した際のご支援先様の業績はすこぶるいいです。

コロナ禍であるのに、ほぼ昨対2ケタの成長をたたき出しています。

僕のご提案を確実に実行してくれています。ホントすごいです。

その好業績には共通点が3つあります。


1.上得意客に支えられている

来店型のビジネスは全滅です。

全てが昨対を割っています。

それに対して顧客をしっかり持ち、得意客に定期的なコンタクトを取るビジネススタイルが昨対2ケタを作っています。

和装だけでなく、宝飾、写真、貸衣装、美容室、エステサロンなど、僕がコンサルティングしているすべての業種にそれは共通しています。


2.定期的なコンタクトが仕組みになっている

和装業界ではとにかくイベント(催事)が好調です。

和装業界では僕のご提案で多くの事業者が月に一度お得意先様を対象としたイベント(催事)を行っています。

このお得意先様は毎月イベントに足を運んでくれるわけですが、毎月お買い物していただく方もいますが、多くは3~4か月に一度お買い物をしていただけます。

お買い物をしない月は楽しんで帰るだけ。

それでもいいのです。

通い癖

そして買い癖

この2つをお客様に習慣化させる戦略を徹底的にとり、年間占めてみれば和装業界のお得意様は1年間で50万円程度のお買い物をしていただくお得意様を囲い込むことに成功しているのです。


3.高単価品が良く売れる

僕の今の指導は信じられないかもしれませんが、「高単価を狙え」と言うものです。

「100万円伝票を狙え」と言う僕の指導です。

これが見事に的中しています。

コロナ禍で消費者はお金の使い道がなく金余りを起こしています。

お金を使いたがって仕方がないのです。

論より証拠。多くの僕の支援先のイベントでは、100万円を超える伝票が多く出るようになり、客単価も通常の150%以上になっています。

当然、コロナ禍で客数は落ち込む傾向があります。

しかし単価に支えられて多くの事業者では昨対2ケタ成長を作っていると言うわけです。

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