大商圏でのマツエクは超専門店化へ

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
今日はビジネスモデルの進化について書きたいと思います。
ひとつのビジネスが始まりそのビジネスがブームとなり市場形成をします。
そのビジネスの市場はその後成熟化して、必ず「超専門店化」の市場に進化して行きます。
 
今私が結構時間を割いて研究しているのが「マツエク」と言うサービスですが、そのサービスは現在ブームの真っ只中で、今仕掛けている地方都市では予想通りに順調に良い業績をたたき出しています。
マツエクのサービスは今までは美容室の片隅で行う「トータルビューティ」で行うことが常識でしたが、船井総研はそれを一歩進めて「マツエク専門店」に進化させました。 
この「専門店化」への進化が好業績の秘訣なのです。 
ただ、東京や大阪や名古屋などの大商圏ではマツエクのサービスも成熟化が進んでおり、「マツエク専門店」は間も無く当たり前のサービスとなります。
その市場はその後、「超専門店化」が始まるのがマーケティングのルールです。
マツエクを例に「超専門店化」する未来を予測してみたいと思います。
 
<マツエク市場の超専門店化>
船井総研がマツエクの超専門店化で今準備しているのがマツエク版「QBカット」です。
 
通常マツエクのサービスは…
60分で100本程度のまつ毛を付けて、6000円程度の料金をいただくビジネスです。
1分あたり100円のサービスビジネスと言えます。
 
しかし大商圏でマツエクの超専門店化が進むと…
15分で120本のまつ毛を付けて3000円と言うビジネスモデルに進化します。(1回に6本を同時に付ける特別なまつ毛材料を使う事で時短をします)
1分あたり200円と、従来の2倍の生産性のビジネスに進化するのです。
 
現在、マツエクの利用率は全女性の15%と言われています。
今、コロナ禍で急激にマツエクの利用率が伸びていますので、この勢いで30%の利用率に上がれば、この超専門店化のビジネスモデルがにょきにょきとあちこちに増えてくるのでしょう。
 
ただ、ビジネス市場が成熟すると、短時間で格安のサービスを受けたいと言う客もいれば、正反対にゆっくり癒しの時間を求めてマツエクサロンに通いたいと言う客層も増えます。
短時間格安の超専門店と相反して、ラグジュアリーを売りにした高級店の2極化にマツエクの市場が進化するのも予測できます。
 
コロナが落ち着いてきた今、他社より一歩先を読んで仕掛けをするべきではないでしょうか。

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