弱者の戦略(1)

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
今日は「弱者の戦略」について書きます。
 
私のコンサル先様は中小企業や家業店が多いです。
いわゆるビジネス市場の中では弱者と言えます。
ですから基本的に私のコンサルは「弱者の戦略」を使ったコンサルとなります。
そもそもそのビジネス市場には地域一番の「強者」が存在して、それに負けないよう。
そしてその強者に一矢報いるための事業を弱者の企業と一緒に創り上げるのです。
 
強者の戦略は「お金」を使うと言うことに尽きるかと思います。
とかくお客様は完成度の高いお店に魅かれるものです。
ですからお客様を魅了するために企業は店舗にお金を使い、広告や販促にお金を使い、大量に商品仕入れ、優秀な人材を雇用します。
そしてそれら全てがお金のかかる事であり、それが地域一番の強者であり続ける戦略となります。
 
当然、「弱者」である私のコンサル先様は、まともにこの「強者」とは戦うことは出来ません。
ですから3つの弱者の戦略を実行していただく事が多いです。
 
<3つの弱者の戦略>
1.尖らせポイントを作る
例えば強者は潤沢な資金力により豊富な品揃えを強みにします。
商品力では勝ち目のない「弱者」はまともにぶつかっても勝てません。
ですからきもののビジネスなら例えば、「弱者」振袖レンタルだけに特化して品ぞろえを尖らせるポイントである「尖らせポイント」を作ります。
写真の世界なら最近のケースですと婚礼やベビーに特化して尖らせポイント」を作る事で競合店との差別化を図ります。
美容のケースならデザインカラーに特化して「尖らせポイント」のメニューを作る事で、ホットペッパービューティの中で埋もれてしまわない美容室にブランディングする事を行います。
これらのように尖らせた商品やサービスに関してだけは強者に勝てる「尖らせポイント」を持つことで強者の足元を揺るがすことが出来るのです。
 
弱者の戦略(2)に続く
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