ビジネスのセルフ化とデジタル化のマーケティング

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先日行われた船井総研主催の研究会全国大会でも多くの講師が講座で「デジタル化」について触れていらっしゃいました。
当然僕も最近のビジネスのデジタル化には目が離せません。

ナント先日訪れた「立ち飲み屋」でもデジタル化の波が押し寄せていました。

そのお店は「焼き鳥日高」です。
http://tatsuya-kobori.com/y-hidakaya/

この焼き鳥日高はいわゆる立ち飲み屋です。
このお店の特徴は注文の革新的なデジタル化にあります。
まずは動画でご覧ください。

<注文方法が超絶デジタル!>
https://www.youtube.com/watch?v=mPOolxAhfiQ

お客様が専用ペンを使ってセルフサービスで注文をします。
お運びのスタッフは注文取りが無いために通常は二往復の作業を一往復でお運び業務をこなします。
タッチするラミネートされたメニューには何の仕掛けもありません。
ペン側でメニューを読み取り、そのペンを持って会計のに持って行って精算する要領です。
他の居酒屋チェーンで行っている電子メニューよりずっとコストは安いはずです。
そのオペレーションも素晴らしくシンプルなのが素晴らしい。
スタッフが最初お酒を決めるときにお客様に注文の仕方をやって見せます。
使い方が至ってシンプルなので、ほとんどのお客様はその一回を見たら自分でやってみたくなり、あとはお客様自身が勝手に注文をやりたがる様子が笑えました。
デジタル化によるセルフ化を実現し、省人化を実現出来ている画期的な立ち飲み屋でした。

ところでコンサルタントは何にでも興味を持ちますし、そのビジネスが将来どうなるかを予測するのが大好きです。

僕はナント今から18年前に立ち飲み屋がこれからは流行ると予測し、当時から立ち飲み屋の研究をしていました。

当時の立ち飲み屋は日雇い労務者や疲れたサラリーマンのたまり場的なお店で、お世辞にも清潔とは言えず、明るいとは言えず、一般の人が足を踏み入れる事は考えられない業態でした。

しかし現在、僕の予想は的中し皆さんご存じの通り(知らないかな?)空前の立ち飲みブームにまで成長したビジネスです。

しかし、そんな僕もこの「焼き鳥日高」のめざましいデジタル進化までは予想もしていませんでした。

実に不覚!