<がんばれみんな!>
外出自粛のため、今月に入って「ZOOM」と言うテレワークシステムを使って経営者様や店長様との打ち合わせをしています。
ZOOM越しの経営者様や店長様の顔を見ていて、特に若手店長の不安とストレスが日に日に大きくなっているのが分かり、涙が出そうになります。
がんばれみんな!
そんなエールを心から送りたいと思います。
僕は船井総研には中途で入社しています。
人生の中で何度となく会社を辞めて、一度全てをリセットして新しい職場でゼロから始めると言う経験を積んできました。
そのたびごとに何度も修羅場やピンチを体験して来ました。
また、これを読まれている方と同様に、バブル崩壊、阪神淡路大震災、東日本大震災、リーマンショックなど、世の中がひっくり返るピンチも経験して来ました。
でも、そのたびごとに心が折れ、気持ちを奮い立たせ、それを糧として立ち上がって来ました。
多くの世のベテラン諸氏もきっと同じだったことでしょう。
過去のどんな緊急事態の時でも「明けない夜は無い」と言う言葉通りに、必ず復興して来ました。
どんぞこから新しい芽が生まれ、強くなった今の自分や強くなった今の日本がそこにあるのです。
これくらいの事で決して日本は無くなりはしませんし、これくらいの事で決して皆さんの会社は無くなりません。
いや、世のため人のための事業をやっている皆さんの会社は無くなってはいけないのです。
<ピンチをチャンスに!>
しかしそうは言っても現実は多くの事業者がこのピンチに淘汰される事でしょう。
今、パニックになって「なにもかも自粛」と言う内向きの判断しかできない経営者が少なからずいて、とても心配になる事もあります。
「何もかも自粛病」にかかっている経営者では、決してこのピンチを切り抜ける事は出来ません。
今だからこそ行動を起こし、「ピンチをチャンスに変える!」そんな強い「志」と「準備」が経営者には必要なのです。
「ピンチはチャンスである」そのヒントななるだろう事象をひとつご紹介しましょう。
皆さんご存知の通り、今多くの観光事業者がピンチです。
観光和装事業者も「観光レンタル」で伸ばしてきた事業者が廃業と言うニュースもどんどん入って来ています。
観光和装レンタルマーケットは、終戦の焼け野原の様に一度淘汰されリセットされることになるでしょう。
これは紛れもないピンチです。
しかし、「明けない夜」はありません。
このピンチのおかげで、市場には中古レンタル衣装が余り、安く調達できます。
また、好立地のお店も余り、家賃が暴落するでしょう。
さらに優秀な経験者人材も余り、即戦力採用しやすくなります。
今まで形成されて来た観光和装マーケットに風穴が空くのです。
これはチャンスです。
ビジネスのイノベーションとは、こんなピンチがチャンスに見えたところから産声を上げる新しいビジネスなのです。
そのチャンスをつかむ準備を今だからこそするべきなのです。
当然船井総研も、その新しいビジネスモデルの緊急性をもって研究を行っています。
私たちと一緒にピンチをチャンスに変えるビジネスを創って行きましょう。