先週、船井総研のメディアの社長オンラインから執筆依頼がありました。
その掲載原稿を8回シリーズで読んでいただこうと思います。
テーマは非常時と不況期の持続的経営戦略についてです。
僕は100年企業研究をライフワークとしていますが、なぜ100年企業はそんなに長く経営を持続できているのか?
このコラムではその秘密を皆さんにお伝えして行きたいと思います。
~なぜあの呉服屋は100年も続く事が出来ているのか?~
100年企業研究家 田崎まさよしのコラム
僕のコンサルティング先様の多くは100年を超える企業が多く、コンサルタントとしてお力になっていると同時に「持続的経営」の秘密を学ばせていただいています。
特に100年企業には呉服店が多く、僕のコンサルティング先様も振り返ってみると呉服店が多かったです。
100年も経営する中には、経済の成長期もあり衰退期やとんでもない大不況があったでしょう。
当然、扱う商品やサービス自体の成長期や衰退期もあったでしょう。
また当然、地震や風水害の天災や今回のコロナのような非常事態もあったに違いありません。
しかし、100年企業はそんな危機的時期も乗り越えて来られた理由があるようです。
今回はそんな100年続く呉服店の「持続的経営」の秘密を皆様にご紹介したいと思います。
<急成長する企業はどんな企業?>
急成長する企業は一言で言って「成長市場の頭をつかんだ企業」と言えます。
今までにないイノベーティブ(革新的)な商品やサービスを開発し、その販路を成長期と共に拡大し、圧倒的にシェア一番の地位に立つことを目標に邁進できる企業が急成長できる企業と言えます。
実はどの100年企業も創業期はこの急成長から始まっています。
創業者精神はこの創業期に生まれ、事業の原理原則を説いているものが多いです。
その原理原則が今までにないイノベーティブ(革新的)な商品やサービスを生み出し、持続的経営が出来る秘訣なのです。
次回は「倒産する企業はどんな企業?」について書きたいと思います。お楽しみに。
船井総研 社長オンライン