コロナ禍でも189%!なんだそれ!

~コロナ禍で189%アップ!なんだそれ!~

 

昨日は和装の研究会でした。
研究会とは和装事業者の情報交換を目的とした例会です。
コロナ禍のためオンラインではありますが、会員様から大変素晴らしい情報を持ち寄っていただきとても楽しい気持ちで終わる事が出来ました。

 

報告いただいた多くの会員様の7月の業績はすこぶる良く、関わっている私たちもほっと一安心と言うところです。

 

そんな中で、奈良の着物専門店をやっていらっしゃる会員様から頂いた報告がぶっとびましたのでご紹介します。
まずは添付の写真をご覧ください。

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4月の売り上げがコロナの影響で昨年対比約7%しか出来なかったのが、7月には昨年対比189%出来たと言う報告です。
僕はこの報告を聞いて小躍りしてしまいました(笑)

 

さすが船井総研で学んでいる経営者は違うな!
じっとしている経営者と、攻めている経営者はこうも違いが出るのか!
コンサルタントとしてもこの報告は本当に励みになりました!

 

なぜこのようなV字回復が出来たか?
細かい理由を上げたらきりがありません。
きっと沢山の私たちが発信している細かいノウハウをこの経営者が素直に実行していただいた事に尽きるのではないかと思います。

 

実はコロナ禍で一番多いのが経営者がうろたえてしまって思考停止になってしまい、気持ちが後ろ向きになる事です。
心を閉ざしてしまい素直になれないことです。
そして警戒心が強くなり人の話しを素直に聞けなくなることです。
危機を直視できずになんとゴルフに行って現実逃避する人もいと聞きます。
そんな低い危機管理能力を幹部や従業員も見ているので、経営者の本質が透けて見えてしまうでしょう。

 

会社の危機を引き起こす要因は今回のような外部要因の割合は数パーセントであり、会社の危機を引き起こすきっかけを作ったに過ぎません。
ほとんどが危機を経営者の心の問題から起きているのです。

 

この報告いただいた経営者はとにかく素直です。
私たちの提案を我流にすることなく素直に実行されるのです。
そして文面から分かるように、周囲の支援や応援に対しての感謝の念を持っています。
周囲を信じ、そして周囲に感謝できる経営者の心がこの危機に最も大切なことをこのご報告は意味している気がします。