食べて応援!産地救済!

~食べて応援!産地救済企画~

 

コロナ禍で政府の方針がころころ変わる今、国民は混乱していますね。
昨日は正しい事が今日は間違っていると報道される。
絶対的に正しいものなど世の中には無いと言う事がこのコロナで嫌と言うほど思い知らされていますから。
だから人は一層「何がフェアー(正当)なのか?」と言う事にとても敏感になっているようです。
より納得できるフェアーな理由を探している気がします。

 

<食べて生産者応援!>
その一つのトピックが今ちまたによく目にする「食べて産地を応援しよう!」と言うキャッチフレーズです。
スーパーの店頭でもネット通販でも、これが今一番販促効果を上げているキャッチフレーズに違いありません。
現に食品のネット通販ではこのキャッチフレーズを使っただけで昨年と全く同じ品ぞろえで昨年対比の300%と言う報告も受けています。
「自分が何か消費するだけで人助けになる」そんな価値観が今消費者にとってフェアーで納得できることと受け止められているのでしょう。

 

<高級品もこのキャッチで売れる!>
当然、物販の世界でもこの動きはあります。
今、物販の世界はイベントによる販売が活況です。
コロナ禍で商業施設で安心して買い物できない今、密にならないよう特定のお客様を予約制で来店いただき特設会場でお買い物を楽しんでいただくのです。
その際に使う集客の「フック(お土産品やOKツールと言われています)」にこの「食べて応援!産地救済セレクトグルメ企画!」と言うキャッチフレーズがとてもウケています。
このキャッチフレーズを使うだけで普段の集客の130%の成果を上げています。
面白いですね。

 

なぜこんなに集客が伸びるのか?
それは先にご説明した「フェアー」さだけではありません。
今の集客のフックに効果的な要素は「美味しさ」より「話題性」であるからです。
女性は美味しいものを食べたいと言う欲求より、今の最新の話題に乗っかりたいと言う欲求の方が強いようです。
そのイベント会場でお客様にお土産としてお渡しされているものは、実は何の変哲もない野菜と果物のどちらかを選んでもらう企画です。
それは特別な野菜でもないですし、珍しい果物でもありません。
そんなありふれたグルメ品を欲しがってくれるのも、今ちまたで「食べて生産者応援!」が流行っているからと言う「話題性」に乗っかれる上に、それを受け取って貢献できると言う大義でイベント会場に出向くと言う事。
それが「フェアー」な行為であると言う納得性の高さからでしょう。

 

「食べて応援!産地救済企画!」
ぜひやってみてください!

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