羹に懲りて膾を吹く

いつも読んでいただいてありがとうございます。


ウエディング市場の帝王、ワタベウエディングのニュースが流れました。https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210319-OYT1T50017/
巨額の赤字計上と、債務超過。現在のウエディング市場の状況をそのまま浮き彫りにしている感じですね。

このコロナを機に大きな番狂わせが起きるようです。
飲食市場、流通小売り市場、観光市場、宿泊市場、そしてこのニュースのようなウエディング市場。これらはコロナ前にはインバウンドバブルで隆盛を極めた市場。そしてコロナでジェットコースターのように業績が落ち込んだ市場。業界の一番企業から順に大きな痛手を受けた市場。
経営の神に経営者の経営手腕を試されているかのような出来事です。


ところでこれらの飲食、小売り、観光、宿泊、ウエディングに対してみなさんはどう思われるでしょうか?「羹に懲りて膾を吹く」こんなひどい市場は近づかない方が良いと考えるでしょうか?それとも「ピンチはチャンス!」と考えるでしょうか?


全てが全てチャンスとは考えませんが、これを商機として私のコンサルティング先様では、これらの市場への投資を始めています。新規事業を立ち上げたり、出店や採用を加速させたりしているのです。


もちろん、コロナがいつ終わるかの予測は立っているわけではありません。

しかし、予測できるのはコロナが落ち着いた後には、待ちに待った人が大きく動き出し消費が加速度的に進むと言う事。そして来年にもインバウンド景気が再来すると言う事。消費が動き始めてから準備しては遅いと言う事。

不動産も安く、人材も余っている今年に何か新しい事を始める準備をするにはベストタイミングなのではと思います。

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