いつも読んでいただいてありがとうございます。
今回は船井総研とも長年お付き合いのある株式会社ann様の取材を通じて見えて来たことを書きたいと思います。
＜株式会社ann様の取材から見えた３Lサロン経営＞
１．ローカライズ（LOCALISE）
今回取材させていただいたのは南大阪一円にサロン展開をされている株式会社アン様です。
こちらは南大阪に8店舗をドミナントでサロン展開されています。
ドミナントで出店するメリットはブランド力が高まるので客づくりの立ち上が
そして何よりスタッフの異動が簡単に行えるのでサービスの品質が担保で
南大阪に集中特化して出店する事は株式会社ann様のやはり大きな強みの一因となっています。
２．ライフタイムバリュー（LIFE TIME VALUE）
こちらの株式会社ann様は事業をローカライズさせる事で、そのエリアに熱烈なファン
そしてその顧客に向けて多様な業種業態にチャレンジしています。
①振袖レンタル
現在2000万円を突破する事業に成長！
②ヘッドスパ・髪質改善サロン
付加メニューとして顧客に好評。専門店事業化へ。
③アイラッシュ
店内での取り組みで顧客に好評。
④フェイシャルエステ
店販促進に有効！
現在は店内でのサービス展開ですが、次の段階では専門店出店へスピンアウトする事も視野に入れていらっしゃるよう
３．ローコスト（LOW COST）
今回のお目当ては移転オープンされた新店舗の取材でした。
まずは視察させていただいた移転新店舗の「ann eyes」をご覧ください。
salonのブランド名は「eyes」です。
各店に女性のきれいにしたい体のパーツを名前にしています。
ゆったりとしたセミ個室の空間です。
駐車場はたっぷり9台分を確保。
シャンプー台は3台。
素敵なサロンでしたね。
シャイなあなたに365日笑顔あふれる毎日を
～愛らしくあなたらしく～
をテーマに移転オープンしたサロンです。
「シャイな女性のため」
6席のコンパクトながらプレミアムな店舗。
ゆったりとしたセミ個室の隠れ家的な空間。
そして担当制をしいた個別対応。
いいですね。
こちらのサロンのローコストの取り組みは
①リノベーション物件
こちらの店舗はカフェの跡地をリノベーションして作られた物件で
梁を残して内外装は更新したので思いのほかコストはかかったそう
②ローコスト営業モデル
集客は移転営業のため顧客を持っており、
そしてコストを圧縮した分、
＜まとめ＞
取材を振り返って、美容業界の商流は確実に「３Lサロン経営」
①地域で集中特化したプレイヤーが勝つ
②多様な業種業態へのチャレンジを始めているプレイヤーが勝つ
③お客様一人一人に寄り添い、従業員の幸せを真剣に考えるプレイヤーが勝つ
＜３Lサロン経営ってなに？＞
