「何を売るか?」から「どう売るか?」のマーケティングの時代(3)

いつも読んでいただきありがとうございます。

 
美容業界の市場が成熟期に入り、いよいよ美容室にも「マーケティング」が必要な時代に突入するとお伝えしています。
今回も美容だけでなく、私が他にも関わる和装や写真のビジネスにも通じる「マーケティング」について書きたいと思います。
 
<「何を売るか?」から「どう売るか?」へ>
美容業界で同質化(コモディティ化)が始まり、商品やサービスメニュー本位で他店との差別化を図る事は難しくなってきました。
その解決方法は。視点を「何を売るか?」から「どう売るか?」に変えることです。
 
「どう売るか?」に関して身近な事例を紹介します。
①店販商品やサービスメニューでも、ポップを付けたり陳列方法を変えたりするだけで売り上げが伸びる事があります。
従来と同じサービス内容なのに少しネーミングや表現を変えて新たホットペッパービューティーに掲載し直しただけで、また人気が出たなんてこともあると思います。
おすすめするスタッフのセールストークによって商品やサービスメニューの売れ方が変わる事も多いかと思います。
これらの「見せ方」や「表現方法」などの「売り方」を変える「販促」が一番身近に感じられるマーケティングの施策だと思います。
 
今の時代はお客様のニーズが多様化しているため、万人のお客様のニーズに合った商品やサービスなどありません。
え少数でもお客様ごとのニーズに刺さるメッセージ性のある「販促」が有効です。
また、女性は男性に比べて新しいことにワクワクします。
これは商品やサービスメニューの効果効能よりも、新しい話題を求めているからかもしれません。
常に見せ方や売り方を更新して、情報の鮮度を落とさない事が大切なのです。
 
「見せ方」や「売り方」に対してサロン経営者がもっと関心を持つことで他店との差別化が出来て業績が上がる。
そんなお手伝いを船井総研でしたいなと考えます。
 
最後に…。
同じ商品やサービスを見せ方や売り方を変えただけで違いを出すなんて邪道!
そう感じられた方はビジネスには向いていないかもしれませんね(笑)
ぜひそんな風に真面目にとらえないでください。
今、ビジネスは「売り方」が99%と言われています。
そして何よりこれらの売り方のマーケティングの工夫こそが、他社がマネのできない絶対的な個性と差別化を御社にもたらしてくれるのだと思います。
 
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