経営判断ミスをしないために

いつも読んでいただきありがとうございます。
年末に向けて多くの経営者から経営相談が増えています。
ありがたいことです。
気軽にご相談いただけたらと思います。
 
ところで最近の相談で多いのが事業投資の失敗の相談です。
その原因の多くが経営者の勉強不足による時流の読み違えから経営判断ミスをしてしまっているケースです。
もちろん経営者も人の子ですから判断ミスを犯します。
ですがやはり取り返しのつかない致命的な事業投資の判断ミスをしないようにしたいものです。
今回は可能な限り判断ミスのない経営判断が出来るための方法をまとめました。
 
経営判断ミスをしないために>
①実は経営判断に迷っているときは考え過ぎないことが大切
人は迷ったときに「じっくりと考えてみます」と言ってしまいます。
しかし人は考えれば考えるほど「やらない理由」を探してしまうもの。
「やらない」と言う判断は失敗はありませんが、成功もありません。
ヘタな考えは休むに似たり。
じっくり考える事はじり貧を意味する事でもあります。
「やらない理由」を考えるのではなく、「やる理由」が見つかるかどうかを考えたいものです。
 
②戻れるところまで進んでみる
では迷っていても何も考えずに進むのか?
いえ、それはとても危険です。
迷っているときには「いつでも戻れるところまで行ってみる事」です。
戻れるところまで行くとは「知る事」そして「勉強する」ということです。
「知って」そして「勉強して」、「やる理由」を見つけられたら行動を起こすのです。
もちろん、勉強した結果「やる理由」が見つからなかったらやめたらいいのです。
そのためにも経営者は時間やお金を惜しまずに常に勉強していなければなりません。
正確な経営判断こそが経営者の一番大切な仕事だからです。
 
③経営上手はアウトソーシング上手
もしも「やる」と決めたときに大切なことがあります。
それは経営者はアウトソーシングをする事を覚える事です。
自分でやってみると言うことが一番大きな経営判断ミスだからです。
以前のコラムにも書きましたが、今どきの成功する経営者はアウトソーシングを上手に使います。
何でもかんでも自分でやらなければ気が済まない「昭和型」の経営から、何でもかんでも専門家に任せる「令和型」の経営に変えないといけません。
試行錯誤ほど無駄なものはない時代だからです。
手前味噌ですが、アウトソーシングこそが船井総研の利用価値かもしれません。
 
<成功の近道>
経営者が時流に合った考え方をしていれば、多少方法が間違っていても事業は失敗しません。
①私のコラムを読んでください。
②船井の研究会(勉強会)に入って勉強してください
一番残念なのが、経営者が時流に合わない考え方を持ってしまい、時流に合わない道を頑固に進み続ける事です。
それは避けたいことです。
 
セミナー情報>
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