経営者の仕事は何に投資するかを決める仕事

いつも読んでいただいてありがとうございます。

 
本日はフォトウエディングについて書いてみたいと思います。
 
今月、各方面の企業様から業務報告を聞くとほぼ好調に推移しています。
 
特に突出して良いのがフォトウエディング事業をされている京都のコンサル先様でした。
 
11月がフォトウエディングの最高の繁忙期にあたるのですが、創業以来の最高売り上げを記録するのではないでしょうか。
 
この企業とのご縁は4年になります。
 
こちらの企業様の本業は結婚式場に美容業者として入るBtoBに特化した婚礼美容室です。
 
4年前に私のセミナーに参加された際に、第二創業としてフォトウエディング事業をご提案しました。
 
私の考えでは一本柱の特化型事業は収益性が高いですが、同時に何かあった時のリスクも高いと考えています。
 
100年企業研究をすると、生き残る企業は必ず二本目のエンジンを準備するものなのです。
 
私はその企業の特徴や強みを考えて、新たにフォトウエディング事業を始めるアドバイスをしたのです。
 
そしてそのご提案の二年後、コロナがやって来たのです。
 
コロナの影響で本業の婚礼美容の売上がほぼゼロになると言う、最悪の事態が起こってしまったのです。
 
「1本橋の特化型事業は何かあった時に弱い」
奇しくも私は本当にこの会社に起きる未来の予言をしてしまうと言う鳥肌の立つ出来事でした。
 
しかしその時にはお手伝いさせていただいたフォトウエディング事業は軌道に乗っていた事もあり、会社は首の皮一枚で倒産を免れたと言うドラマチックな経験もしました。
 
コンサルとして良い仕事をさせていただいたと心から思える先の一つですね。
 
しかしこの経営者の素晴らしいところは「将来のリスク」に対して投資を判断したことかと思います。
 
これがなかなか出来る事ではありません。
 
経営者の仕事は常に何に投資をしたら会社が永続的に成長できるかを考える仕事なのです。
 

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