社会はお願いで出来ている(3)

いつも読んでいただいてありがとうございます。
今回はシリーズ物で「社会はお願いで出来ている」というテーマで書いています。
 
<「お願い」が生むチームワーク>
私は戦後の昭和生まれです。
 
戦後の昭和の時代は「誰も助けてくれないから自分だけが頼り」の時代だった気がします。
 
終戦からの高度成長で、他人にかまっていられなかった時代なのですよね。
 
ですが、おかげで実行力は世界に誇れるものとなり、日本は大きく成長できた時代でもありました。
 
また私個人的にもそんな時代背景のおかげで人一倍実行力を身に付減る事が出来て、今のコンサルタントの仕事に就くことができたのかもしれません。
 
昭和の時代が後半になると日本はバブル景気になり「我先に!」の時代になりました。
 
「まず自分が豊かになりたい」そんなモチベーションのおかげで日本国民は個としての力を発揮してきたのです。
 
しかしバブル崩壊以後、日本経済はお互いが頼り合い、分かち合わないとやっていけない社会になりました。
 
しかしそれは本来の日本の姿に戻ったとも言えるのでしょう。
 
もともと戦前の日本はお互いが頼り合い分かち合うチームワークが得意な国だったと私は理解しています。
 
「人に頼らずに生きてゆく」という個の時代から、現代は「人にお願いしてお願いされてのお互い様に力を合わせて生きてゆく」そんなチームワークでの生き方が求められているのです。
 
私個人としても、この20年間は個による実行力の大切さとチームによる助け合いの大切さの両方を理解して企業に対してコンサルティングを行う事を本当に心がけた20年でした。
 
次回に続きます。

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