社会はお願いで出来ている(4)

いつも読んでいただいてありがとうございます。
今回は「社会はお願いで出来ている」と言うテーマで書いています。
4回めになりました。
 
<採用基準は「お願い」ができる人かどうか>
販売やサービス業などではコミュニケーション力が求められますが、その人材の適正は「お願い」ができるかどうかに尽きます。
 
ですから「お願い上手」な人材はこぞって採用したいものです。
 
逆に人とは可能な限り交流したくない人は「お願い」をする気持ちに欠けていますからできる限り採用したくないものです。
 
また気を付けなければならないのが、中には人に「お願い」ばかりして、人に与えることに興味がない人がいます。(他力本願)
 
これはいけません。
 
自己中心性が強く欲張りだったり怠け者と言う事になりますからね。
 
これはお願い上手とはいいがたいので採用の際には気を付けなければなりません。
 
試用期間中に街頭アンケートや取材など、人への「お願い」が必要な課題を課して、素直に「お願い」ができる人材かどうかの見極めとトレーニングをすることも有効な人材開発の方法なのかもしれません。
 
人間関係に悩む人の多くは消極的で「お願い」が出来ず、人と交流がうまく行かないというもののようです。
 
少しだけ図々しくなって「お願い」してみることで、人間関係がスムーズになり生き方の可能性がぐっと広がってくるのです。
 
お客様にお願いする事で、よいお客様の関係性が生まれます。
同僚や先輩にお願いする事で、良い社内の空気が生まれます。
社長にお願いする事で、風通しのいい会社ができます。
 
社会は「お願い」で出来ているのですから。
 

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