いつも読んでいただいてありがとうございます。
年初にあたり、ヘアサロン業界の今年を「美容室が大切にしたいたった3つのこと」として3回シリーズで端的にまとめたいと思います。
今回は3回目です。
3.モノからヒトへ、資金のバランスが変わる
消費者の意識はこのコロナにより、 遠くのきれいな有名店より近くの親身にしてくれるスタイリストに シフトしています。
「看板」から「人」へ。お店選びの価値観がシフトしたのですね。
結論から言いますと、 このコロナを機に人の品質を上げる必要がありますし、 それに伴い人件費率を積極的に上げる戦略が必要となります。
その人件費率は50%を超える事が一つの目安となります。
そして同時に人時生産性も高める事で営業収益を確保しなければなりません。
人材教育にお金と時間を積極的にかける時代の到来です。
美容室の経営は「サロンを出したら儲かる」という時代から、「人材が育った分儲かる」に変わります。
その経営感覚にはプロ経営者のスキルが美容事業経営者にも求められるのです。
「髪を切るのが上手いから独立しよう」では、 美容事業は務まらなくなっていくのですね。
今年の重点課題は「人材ファースト」
従業員教育にお金をかける商流のスタートです!
「人材ファースト」のサロン経営を行いましょう。
船井総研も今年は「人材ファースト」をスローガンに、美容業界の人材育成に貢献していきたいと考えます。
早期育成と生産性格差を埋めるための仕組みとツールづくりをスタートさせます。