きものほど楽しいものは無い(4)

いつも読んでいただきありがとうございます。
今年発表したパワーワードは「楽しみましょう!」です。
コロナ禍で楽しむことを制限された3年間。
その失われた3年間を取り戻すために、事業者が「楽しみましょう!」と声を上げる事が大切だからです。
 
当日ご参加いただけなかった方へ、当日の模様を録画したものをオンラインでご覧いただく事が出来ます。
 
前回に続き「きものほど楽しいものは無い」と言うテーマで書きたいと思います。
 
<まずあなたから人生を楽しむこと>
呉服店に来るお客様の最大の「楽しみ」はスタッフと「きものにまつわる密かな楽しみ」を共有する事です。
そもそも女性はおしゃべりが大好きです。
共感できる大好きなきものの話題でおしゃべりする事が最大の「しみ」と言えます。
ですから繁盛店を創るためにはまず皆さん自身がきものにまつわる「密かな楽しみ」を持つことです。
そしてそれを多くの人にお伝えする事です。
そして相手の密かな楽しみを聴いてあげる事です。
そこに共感の輪が生まれてきものの市場が成長するのです。
これを「ファンマーケティング」と言います。
まずはあなた自身が密かな楽しみを持てる楽しい人になる事が大切なのです。
 
~きもの市場がもう一度成長するためのファンマーケティング3原則~
  皆さん自身がきものにまつわる密かな楽しみを持つこと
  それを多くの人にお伝えすること
  相手のきものにまつわる密かな楽しみを聴いてあげること
 
<きものにまつわる密かな楽しみは「お出かけ」と「おしゃべり」の体験>
とあるお店で社員さんに密かな楽しみを発言いただきました。
★きものを着てお出かけしてお話しするのが密かな楽しみ
きものを着てホテルで食事会をしておしゃべりするのが密かな楽しみ 
きもの好き仲間ときものでお出かけしておしゃべりするのが密かな楽しみ
★季節に合った帯でお出かけして、おしゃれの話題でおしゃべりするのが密かな楽しみ
多くの方が「おでかけ」と「おしゃべり」を密かな楽しみとしているようです。
私たちがファンマーケティングを進めてゆくうえで、最も大切な活動がこれなのかもしれません。
きものを体験する場所をたくさん提供し、おしゃべりを通じて共感の輪を作って行く。
これらの地道な活動を通じて、もう一度きものの市場が成長することを願っています。